人間改造計画

ド一般人がお金持ちになるまでのヒストリー

ネットワークビジネスの実態

皆さんごきげんよう

大智です。


私は先週、中学時代の友人に飲みに誘われた。


なんと10年振り!笑


彼は昔から成績は常に上位。

同じ野球部ではキャプテンを務め、ずっとライバルだと思っていた友人だった。


10年経ったいま、彼はいま何をしているのだろうか。

私の好奇心は留まることを知らず飲みに行く約束をした。



そして当日、私の行きつけの居酒屋で呑んでいた。

彼は、全国を飛び回る優秀な理学療法士になっていた。


お互いの夢を語り合う時間は楽しかった。


私はいま、お金持ちになることが夢だということを伝えると彼は目を輝かせながら言った。


是非、連れていきたいセミナーがある、と。









正直怪しいな、と思った。


だが、この自慢の友人が言うのであれば間違いはないだろう、と言う別の自信もあったので、参加することにした。






朝10時半に会場に着くと、すごい人数の人がいた。

主婦から経営者の雰囲気を持つ人、学生など様々な人達がいた。


そして友人に会うなり、おばさんを紹介された。


おばさんは会うなり私を褒めちぎった。


「イケメンね」


「しっかりしてるね」


悪い気はしなかった。


そして、話しはじめた。


「今日のセミナーに来れたことはあなたにとってラッキーよ」


「必ずいい時間になると思う」


そして


iPadを取り出し、商品の説明をし始めた。


その紹介は

「全国福利厚生共済会」


内容はみんなでお金を出し合い、福利厚生を作ろうというもの。


現在会員は18万人。


非営利で、年々会員は増えてきて、現在は月4億円以上のお金を福利厚生に使い、みんなの生活をより良いものにしようというものだった。


そして会員を紹介していき、それが不労所得になるというものだと。


私は少しガッカリしていた。


「思いっきりマルチ商法やんけ」と。笑



そして隣にいた友人は、私にクレジットカードの登録を促した。


登録料 8.000円

月々 4.000円


安くも高くもない絶妙な金額。


私は即座に言った。


「そんなん即答で入れるわけないやん」と。


友人は言った。


「登録しないとセミナーを聞けない。立ち見もいるくらいのセミナーだから聞いてみないと損する」


クーリングオフも出来るから聞いてからクーリングオフを使うと全額返ってくるよ、と」


会場も遠かったので、しょうがなしに聞くことにした。


セミナー代は3.000円。



そして会場に入るとすごい人がいた。

500人と言っていた。


そして友人にすごい人だよ、といろいろな人を紹介された。


たしかにその人達は成功者感はぷんぷん出ていた。


そして











そこでもめちゃくちゃ褒められた。笑











そして、はじめ説明されたおばさんに特等席を取っといたわよ、と1番前の席を案内された。










半信半疑でセミナーを聞いていたが、











そのトップクラスの人のプレゼン力はホンモノだった。

1回も眠くならない。








トップYouTuber



いや、テレビ番組で司会を務めることが出来るレベルだった。











ずっと聞いていると、

(入ったほうがええんかな)

って単純に思える話だった。


でも気になる

「マルチは人から嫌われる」


この回答が1番覚えている。










イチロー錦織圭、さんまもアンチはいる。彼らはアンチを気にしますか?成功する人はそんなこと気にしないんですよ。気にする時間ももったいないんですよ、と










たしかに説得力はある。

でも私はこれまでの過去を振り返り、マルチ商法に勧誘してきた友人は全て縁を切った。



イチローのアンチはイチローを知る人の何パーセントだろうか。


せいぜい10%くらいだろう。







マルチは違う。



90%の人から間違いなく軽蔑される。










10%の人を見つけ、勧誘して仮に不労所得が毎月100万あったとして、それは成功といえるのか。









無論、私は否だ。











お金が大事。

それは間違いない。


人はお金の力に支配される。


だから時間を使い労働する。


お金があればその支配から解放される。


それを目指さないといけないし、頑張るつもりだ。


でも方法は考えないといけない。











マルチ商法のいいところは、勧誘した人とパートナーになれる。

チーム意識が芽生え、協力し、共にお金持ちになれる。


これは本当に素晴らしいシステムだと思う。


友人は言ってくれた。


「お前と組みたい、お前となら間違いなく稼げると俺は確信してる」


その友人は頭も切れるし、人間的にも尊敬している。


でも単純にネットワークビジネスでは組みたくない。










そしてセミナーが終わった。

時間は4時間と長い時間だったが、プレゼンが本当に聞き入る内容であっという間だった。


そして友人に懇親会に誘われた。


すごい人達とお酒を飲める機会なんかそうそうないよ、と。


お前がネットワークに興味無いのは知ってるけど、1回俺の顔を立てる為にも参加してくれ、と。









ここまできたら私は折れるしかなかった。笑











そして懇親会が始まった。


隣は新規候補の経営者のおじさん。


ちょっとヤンキーチックなおじさんだったが、とても優しく話してくれた。


横には友人。


そして前には、同い年くらいの可愛い女性が2人。


そして、いわゆるトップクラスの人達が順番に席を回った。


私はお酒に任せて発言しまくった。




「何故いい商品と信じているのに、宣伝方法がネットワークなのですか?」


トップクラスの人は言った。


「そもそもネットワークビジネスに日本は否定的すぎる。中国ではかなり流行してるビジネスだよ。それが日本に浸透する未来は近い」


「私も君と一緒だった。ネットワークビジネスは嫌いだった。でもやり始めるとこんなに夢中になれるビジネスはない、だって仕入に追われることなくこんなにお金が入ってくるのだから」


「口コミ商法はマス媒体の広告より宣伝が早いんだよ。」








たしかにそれっぽい事は言っているが

人口が何倍も違う中国と比較することがおかしい。


マスより早い? キー局にテレビCMを打つ方が100%早い。

それが出来ないのはCMの審査基準を満たしていないから。


私は反論しようかと思ったが、辞めた。

水掛け論になってキリがない。









そして何より驚いたのが、その成功者と言われる人達は懇親会のまだまだ稼いでない人に崇拝されている。


その成功者にはお抱えのマネージャーみたいな人が横に付いていて、


その人が席を回ると多くの人が席を立ち、ついていく。


その光景は異常だった。


そして私は言われた。




「席を立って聞きに行ってもいいんだよ?」と。










「行くわけねーだろ!笑」と言いたかったが、笑って誤魔化した。










でも同じ方向を向いている人達の仲間意識はすごい。


そして、年齢なんて関係ない。

性別なんて関係ない。


そのへんの飲み会よりも確実にみんな明るく楽しそうだった。







もし、私の周りに大好きな友人がいなかったら、間違いなく入会しただろう。





「人」はお金には変えられない価値があるかもしれない。


同じ方向を向く仲間は本当に優しいんだろうな、と。










そして、最後に最高のプレゼンをしていた方が席に来た。


その方に関しては、何を言っても論で勝てない。


なぜなら


その人は自分自身を1番信頼しているからだ。


その人に関しては、私は出会えて良かったな、と素直に思った。


それを話すと、とても喜んでくれた。


そしてこう言った。


「君が私になりたいなら私は応える。私の全てを盗みなよ。そうすれば私になれる。一筋縄じゃいかないけどね。」と。


「でも私ももう歳だからあともう少しで引退するんだ。あとは全力で人生を楽しむよ」と。








この人の発言は全てがカリスマだった。









気持ちが動きそうになったことは素直に認めよう。笑











そして、車で家まで送っていただいた。


車内は5人だったが、


みんな、私が入会するもんだと信じていて、


全国福利厚生共済会の今後の明るい未来や、私に対する期待などを話していた。









ずっと心の中で

(すいません、、)と思いながら話を合わせていた。










これが1日の出来事です。


正直な話、今までのネットワークビジネスのイメージは少し変わりました。







なぜなら彼らは楽しそうだから。


人に嫌われてもいいと思っている。


最高の同じ方向を向く仲間がいるだけでいいんだと思う。









そしてその団体の中には、たしかにすごい人達がいた。


この人がいれば大丈夫だというカリスマ性も持ち合わしていた。









そして商品自体は本当に悪くない。


シャンプーや健康食品とは違って、


サービスだから。


そのサービスの中には、結婚祝い金や子供の入学祝い金、そしてクローズのネットショッピングなどありがたいサービスもたくさんあった。


そして商品継続率は97%。


1度入会すると辞めることはほとんどない。









もったいないとすれば

ネットワークビジネス」という点だけだと個人的には思う。


しかし、ネットワークは偏見だけでは見てはいけない。


そこには確実に絆は存在したし、人の心の隙間を埋めるものだとも思う。



私の意見としては、


ネットワークビジネスをはじめてもいいと思う人は、


友人知人ではなく、ファンが多くいる人だと思う。


ファンというのは、盲信的である。


ファンはネットワークビジネスを勧められても嫌な気がしない可能性もある。


そういう人はそのファンと一緒にお金稼ぎを楽しんでもおもしろいかもしれない。





現状の私は友人知人をネットワークビジネスに勧めたくないし、






私は私のやり方で成功を掴みたい。








これからも読者の皆様応援お願いします。







それでは!

アディオス!