会社員か起業か
どうも大智です。
今日のテーマは
「会社員か起業か」
このテーマは仕事をする上で1番大きな別れ道だと思います。
私の父親は国立大学を経て、某上場企業に勤め、一度も転職することなく、今は会社役員になっています。
給料は年収1500万円以上。
常に上を向き、人に流されない信念を持ち、
部下からも慕われ、妻には頼られ、息子にも尊敬されています。
自慢の父親です。
母親もまた有名メーカーに就職、その後、父親と結婚して寿退職。
今は某掃除用品の完全歩合の営業をしており、昨年は全国で成績上位優秀者にも選ばれ、沖縄で表彰されていました。
そして両親は昔から教育にも一生懸命で習い事や私が学びたい、と言ったことに対しては一度も否定することなく私の将来に投資してくれていました。
そんな環境で育ったにも関わらず悪さをしていたのは今思うと申し訳なかったという気持ちしかありません。
つい先日、母親と久しぶりに2人でお酒を飲みに行きました。
お酒の力をもあり、
私は人生の選択肢として
「起業も視野に入れている」ということを伝えました。
母親はいずれこの息子はそんなことを言ってくるだろうと予想してたかのように即座に反応しました。笑
「頼むから転職しないで。」
「お父さんのことをあなたはずっと見てきたでしょう。組織にいるからこそ身体を壊しても組織が守ってくれる。
組織にいるから自分を慕う人も多く出来る。
何よりお父さんは成功してるじゃない。
そんなお父さんの姿をずっと見てきてどうしてそんな言葉が出るの?」
私はこう返しました。
「それはお父さんがたまたま上手くいったからだと思うよ。
組織が雇用を保証してくれるシステムで、それは言い方を変えれば安定している、とも思う。
でもいまは大手の企業でも倒産リスクはあるし、俺の会社は順調に下降してる。
そして何より
俺はお父さんに勝ちたい。
収入というもので勝つなら今のままじゃ絶対勝てない」
お母さんはため息まじりでこう言いました。
「親が子供に望むことはそんな収入でも肩書きでもなんでもない。
幸せでいてくれること。
親よりも長生きしてくれること。
社会のルールに反して捕まらないこと。
これさえ守ってくれるだけでお母さんはそれでいい。
もし、いまの会社が倒産して困ったら相談しておいで。
助けてあげる。
でも、せっかく雇ってもらった会社を辞めて、失敗して、相談してこられても援助はしたくない。
もうこの話はやめましょう。
結論を言うと、あなたの人生だからあなたが決まればいい。
でもアドバイスとして話してあげられることは私の人生は成功だと思ってるし、お父さんのおかげで、幸せにもなれてると思ってる。
お父さんと違う道を行ったとしたら私がアドバイスできることはもうないよ。」
すごい心に染みた。
昔までの私なら
まず誰にも相談なんてしなかった。
今は守るものもある。
それを必ず守るためにはいろんな人の意見も聞きながら自分の選択に責任を持たなきゃいけない。
そして私は今日、
昔の取引先の部長で、今はその会社を辞めて起業して成功している人とお昼を共にした。
そこで私は相談があるんですけどいいですか?と言った。
そしたらその方はすぐ答えた。
「独立か?」
私はびっくりした。
心の中を読まれたと思った。
続けてその方は言った。
「誰でも30前後でその選択肢になるのだよ。
俺も君の年のときは毎日考えてた」
「そのときは所属してた会社も儲かったていたし、昇進する可能性が高くて、結局会社員を続ける選択をしたけどね、
それから自問自答を繰り返して、子どもが大きくなって家を出てプレッシャーがなくなった50歳で独立した。
今は会社員をしていた時とはレベルが違うくらい稼いでるよ。」
すごいなーと思いながら相槌をしていたら、こうも言ってくれた。
「君にやる気があるならおいでよ。
いま君がもらってる給料分は俺が保証する。
君が家庭を持っているのも知ってるし、そこは俺も責任持って面倒見るよ。
そこで俺の持っているものを盗め。
盗みきったら独立すればいいよ!」
その方は飲食店オーナーと企業コンサルティングをしている。
私が将来やってみたいなーという2つの事業だ。
そしてその方は
「年内にでも連絡してきていいよ! すぐ君の働ける環境を提供する。
まずは俺の飲食店の店長からはじめてもらうことになると思うけどね!」
私はもう言った。
「もう少し考える時間を、、笑」
そしたら最後にこう言ってくれた。
「なら来週どこか俺の事務所きなよ! じっくり話しよう!
でも君がその相談を俺にしてくれたことが嬉しいんや!」
私は来週その方の事務所に行って、話をしてみるつもりだ。
なぜなら1番心配していた自分か進みたい新しい道を選び、もし失敗して、収入がなくなり、飯が食べれなくなることという心配を解決する力をこの人は持っているからだ。
そしてこの人はお金の流れを私より広い視野で見ている。
そして私とビジネスで付き合い、私の力に期待してくれているということが何より嬉しかった。
最後に読者のみんなに伝えたいことがある。
人脈とは何か。
ラインの友達が多いやつが人脈があるとは思わない。
よくコンパに誘われる人が人脈があるとは思わない。
一流企業の営業マンと仲がいいことも人脈があるとは思わない。
人脈とはビジネスにおいて決裁権を持っている人と近い関係にあることだ。
一流企業の営業マンと仲がいいより、居酒屋の店長と仲がいいほうがよっぽど人脈があるとも思う。
この前書いたことだが、もし今自分と付き合っている人間で
こんな人にはなりたくない!と思える人ばっかりだったら距離を置くことをおすすめする。
そんな人と付き合う時間があるなら、勉強して自分の人間力を高めろ。
そして、自分のなりたい人生を歩んでる人を探せ!
そして自分の力をアピールして認めてもらえ!
私は今はまだ凡人だ。
でも自分の力を信じているし、将来幸せな生活を送るために上を見て考え、行動している。
絶対成り上がってやる。
ご購読ありがとうございました